TiAさんは、ゴスペルの本場アメリカで高く評価される日本人アーティストの一人です。
2025年5月、自身が率いる日本人ゴスペルチーム「Sakura Japanese Choir」が全米最大級のゴスペル大会で全米で優勝という偉業を成し遂げました。
ゴスペル界で全米で優勝するという快挙は、日本人として極めて珍しく、TiAさんの音楽に対する深い情熱と指導力の高さが広く知られるきっかけとなりました。
TiAさんとは誰なのか、どのようにしてゴスペルの世界で活躍するようになったのか、その歩みや現在の活動から、人々の心を揺さぶる理由が見えてきます。
Q.この記事で分かることは?
- ゴスペル界で大注目のTiAとは誰?
- TiAのプロフィールや経歴
- TiAの全米王者への道のりとは
- TiAの現在の活動
ぜひご覧ください。
ゴスペルで注目のTiAとは誰?
TiAさんは、ゴスペル界で注目を集める日本人アーティストで、全米で優勝という快挙を成し遂げた実力派シンガーです。
ゴスペルを愛し、アメリカと日本の両方で活躍する姿が注目されています。
ゴスペルを通じて世界とつながる架け橋のような存在であり、その経歴や実績は誰もが認めるものとなっています。

全米最大級ゴスペル大会で優勝!日本チームを率いたTiAとは?
TiAさんは、2025年5月に開催された全米最大級のゴスペル大会『マクドナルド・ゴスペル・フェスト2025』において、自らがディレクターを務める「Sakura Japanese Choir」を率いて総勢86名で参加。
見事、クワイア部門で全米優勝を達成しました。
SNSでゴスペル大会へ出場したいゴスペル好きを集め、日本全国から集まりました。
参加者とはオンラインにて練習を重ねたと言います。
86名全員そろって練習できたのは、アメリカに集合したたった1回だけだったと言うから驚きです!
「やれることはすべてやった!」というご本人の言葉通り、ゴスペルを本場アメリカで学び続け、チームを一つにまとめ上げたTiAさんの集大成とも言える快挙です。
ゴスペルの情熱と表現力、そしてディレクション力において、TiAさんは唯一無二の存在といえます。
TiAの本名やプロフィール
TiAさんの本名は、高山萌香(たかやま ともか)さん。
神奈川県横浜市出身のゴスペルシンガーです。
幼少期から音楽好きの家庭で育ち、14歳で自作曲「Every time」のデモテープが事務所の目に留まり、16歳でメジャーデビュー。
2ndシングル「流星」がアニメ『NARUTO』のエンディングテーマに起用され、スマッシュヒットを記録。
その後、1stアルバム『humming』で第19回日本ゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞されています。
2014年、デビュー10周年を機に単身ニューヨークへ渡米。
数々のゴスペル大会で準優勝・優勝を果たすなど、現在もニューヨークを拠点に世界的に活動中です。
カラオケバトル出演で注目を集めたTiA
TiAさんは、テレビ東京の人気番組『THEカラオケ★バトル』に出演し、ゴスペル界以外の層にも広く認知されました。
2020年1月放送の『最強女子ボーカリストカップ』では、ゴスペルを代表してJUJUさんの「奇跡を望むなら」を披露し、99.400点という高得点で決勝に進出しています。
当時も実力はシンガーとして驚かせたTiAさんは、「この人誰?」とSNSでも話題となりました。
ゴスペルを軸にした深い表現力と高い歌唱技術は、多くの視聴者に強烈な印象を残し、一般層への知名度も一気に高まりました。
TiAの全米王者の道のりと功績
TiAさんは、日本人として、また日本チームを率いたディレクターとして、初めてアメリカのゴスペル大会で全米で優勝を果たした実力派アーティストです。
ゴスペルを本場で学び、挑戦を重ねた結果、「Sakura Japanese Choir」を率いて歴史的な快挙を成し遂げました。
TiAさんは誰よりも努力を重ね、ゴスペルの魂を伝える存在として注目され、今では全米で日本人ゴスペル歌手としてその名を広く知られています。
全米王者快挙までの道のりとは
TiAさんは「日本から世界へ」という明確なビジョンを持ち、誰よりも強い信念で、アメリカのゴスペル界へ飛び込みました。
日本でJ-POPシンガーとしての成功を収めた後、2014年に単身ニューヨークへ渡米。
ハーレムの教会から聞こえた歌声がきっかけで、TiAさんはゴスペルと運命的に出会います。
本場での修行をスタートさせ、地元教会での経験を積みながら、ニューヨークのアポロシアター「アマチュアナイト」では4度出場し準優勝を果たしています。
また、ブルックリンXファクター、RiP the Mic、A Star is Bornなど複数の大会でも優勝を果たし、現地の聴衆に感動を与える存在となり、TiAさんは徐々に現地の信頼を勝ち取りました。
2016年には「おむすびシスターズ」の一員として、2万人の応募者の中から「マクドナルド・ゴスペル・フェスト」でグループ部門で優勝という日本人初の偉業を達成しました。
そして2025年には「Sakura Japanese Choir」を率いての再優勝の快挙!
文化の壁や言語の違いを乗り越えてきたTiAさんは、誰もが困難と感じる状況下でも諦めず、誰よりもゴスペルに情熱を注ぎ、日本人として世界的な評価を確立しました。
ゴスペル歌手としての活動と聖歌隊での役割
TiAさんはゴスペル歌手としての活動を本格化させた後、教会の聖歌隊にも参加し、現地の文化に深く根差していきました。
ニューヨークの教会で一から学び直し、聖歌隊の一員として日々練習を重ねた経験が、TiAさんのゴスペル表現に大きな影響を与えました。
誰よりも地道な努力を続けた結果、TiAさんは聖歌隊からゴスペルクワイアの指導者へと成長し、全米で優勝する実力を築き上げました。
ゴスペルライブの評判と感動のステージ
TiAさんのゴスペルライブは、誰もが心を震わせる感動のステージとして知られています。
2025年には86名の日本人クワイアを率い、全米最大級のゴスペル大会で再び優勝。
その熱量と表現力に、観客全員がスタンディングオベーションで応えました。
TiAさんのライブは、ゴスペルの魅力をストレートに届ける場であり、全米で優勝した実力と情熱が圧倒的な説得力を持って響き渡ります。
TiAの現在
TiAさんは2025年現在、ゴスペルシンガーおよびディレクターとしてアメリカと日本を拠点に国際的な活動を展開しています。
誰もが認める実力派ゴスペルアーティストとして注目を集めてるTiAさんは、ディレクターとしてチームを率いるだけでなく、ソロシンガーとしても高い評価を受けており、日米双方でゴスペル界を牽引する存在です。
海外拠点での活動
TiAさんは2014年からアメリカ・ニューヨークを拠点に、本場ゴスペルの世界で研鑽を積み上げています。
誰よりも真摯にゴスペルに向き合い、現地の教会で学んだ経験が現在の全米優勝という成果に結びついています。
2025年には、自身が率いるSakura Japanese Choirを率いて、全米最大級ゴスペル大会で優勝という歴史的快挙を達成するなど、海外でも日本人によるゴスペルの可能性を広げています。
日本での活動と再注目は?現在のテレビ出演や音楽活動
TiAさんはアメリカでの全米優勝をきっかけに、日本国内でも再び注目を集めています。
2025年6月11日放送のテレビ番組「サン!シャイン」や「ノンストップ!」、1015年3月放送「SONG vs DANCE」などに出演し、TiAさんのゴスペルに込めた思いや全米優勝の裏側が話題となりました。
2025年10月10日(金)には、TOKYO FMホールでて「Sakura Japanese Choir」の凱旋コンサートも予定しており、誰もがゴスペルに触れる機会が増えることが期待されます。
TiAさんは、音楽の力で日本に新たなゴスペルブームをもたらしています。
SNSやYouTubeで広がるゴスペルの魅力
TiAさんはInstagramやX、YouTubeなどのSNSを通じて、ゴスペルの魅力を広く発信しています。
SNSでは、全米優勝を果たした大会の舞台裏やSakura Japanese Choirの練習風景、ライブパフォーマンスの様子を映像で公開。
視聴者は、誰でも臨場感あふれるゴスペルの世界に触れることができます。
また、全国から集まった会社員や主婦などがオンラインでクワイアに参加するスタイルを取り入れ、ゴスペルの裾野を拡大しています。
TiAさんは「どん底で出会ったゴスペルに救われた経験」から、ゴスペルの“心をつなぐ力”を伝えることを使命としています。
SNSを通じたこの発信は、プロ・アマ問わず多くの人に影響を与えており、ゴスペルの魅力を日本全国へ、そして世界へ広げています。
日本とアメリカをつなぐTiAさんのメッセージ
TiAさんはゴスペルを通じて、日本とアメリカを結ぶメッセージを届けています。
「ひとりでは全米優勝はできなかった」という感謝の言葉には、仲間との絆や挑戦の尊さが込められています。
TiAさんは「日本人らしいゴスペル」を世界に発信し、誰もが心を重ねることで生まれる音楽の力を信じています。
音楽で国境を越え、TiAさんはこれからも人と人をつなぐ架け橋であり続けます。
TiAのまとめ
TiAさんは、日本とアメリカの両国を拠点に活動するゴスペルシンガーであり、クワイアディレクターとしても高い評価を得ていた人でした。
日本人チームを率いて全米最大級のゴスペル大会で全米で優勝を果たし、誰もが驚くような偉業を成し遂げるなど、TiAさんが届けるゴスペルには、歌の技術だけではなく、魂のこもったメッセージと人と人をつなぐ力が込められています。
ゴスペルの本場での経験を生かしながら、SNSやYouTubeを通じて幅広い世代にその魅力を発信し続けている姿も、多くの共感と感動を呼んでいます。
ゴスペルの持つ奥深さと、音楽を通じた文化の橋渡しの可能性が分かりました。
今後も、TiAさんがゴスペルで世界と日本をつなぎ続ける活躍に注目が集まります。
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