【奄美・宮古崎】一度は行くべき‼「西郷どん」のロケ地をウォーキング

奄美ナビ

奄美大島・大和村に位置する『宮古崎』は、雄大な景色とドラマ「西郷どん」のロケ地として注目を集めている絶景スポットです。

この場所は、ドラマ「西郷どん」の影響で全国的に知られるようになり、この景色を一目見ようと多くの観光客が訪れるようになりました。

さらに、ウォーキングしながら雄大な景色を楽しむことができるため、自然散策好きの方にもぴったりです。

『宮古崎』には駐車場やトイレも整備されており、観光初心者でも安心して訪れ、ウォーキングすることができます。

このブログでは、『宮古崎』の見どころやウォーキングのポイント、アクセス方法などを詳しくご紹介します。


『宮古崎』とは?

奄美大島西岸に位置する「宮古崎」は、奄美大島の大和村にあり、紺碧の海に突き出た岬からの景色が大変魅力的な場所です。

その特異な景観から、奄美群島国立公園(第3種特別地域)に指定されています。

奄美大島の西側を見渡せ、草原の先には東シナ海が広がっています。

時折、イルカを見ることもできます。そして冬場は、クジラの姿も

また、「宮古崎」は、岬の先端まで続く遊歩道が整備されており、マイナスイオンを浴びながら、自然の中を歩き心身をリフレッシュできる場所でもあります。

そのため、パワースポットとしても大変人気な場所です。

特に2018年 NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングロケ地として一躍脚光を浴び、今でも訪れる人が絶えません。

「風の音」や「鳥の鳴き声」、「波の音」など、奄美の大自然を肌で直接感じることができます。


「西郷どん」のロケ地で一躍有名に

2018年 NHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地に選ばれた『宮古崎』。

オープニング映像にこの宮古崎が使用され、劇中で見た絶景を実際に目にすることが出来るとあって、今でも全国から観光客が訪れています。

草原と海が織りなす雄大な風景は、ドラマファンでなくても感動すること間違いなしです。


宮古崎遊歩道を歩いてみよう!

 岬までの距離はどれくらい?

遊歩道は、展望台までの距離が約2km、そこから岬まではさらに約500mほど歩きます。

遊歩道は整備されており、とても歩きやすく、初心者でも安心してウォーキングできます。

また、遊歩道の幅が約2mで先が見通せないカーブが多く、緩やかな上り下りがたくさんあるため、自動車や自動二輪は立ち入り禁止です。

人も多くはないので、展望台ぐらいまではベビーカーも押して歩けます

展望台から岬までは、リュウキュウチク(地元では「ササント」と呼ばれています)に囲まれた、幅50㎝ほどの歩道を歩いて岬まで向かいます。(ベビーカーは入れません。)

遊歩道の途中、国直海岸側の景色が開ける場所があります。そこから見る景色は、何とも言えないほどの美しさ。

 岬までの到達時間は?

歩く速さによりますが、片道で約30分ほどのウォーキングが目安です。

写真撮影や休憩を取りながら進むと、約1時間ほどかけて往復を楽しむことができます。

 岬に到着すると、どんな景色が見れる?

岬の先端からは、水平線がどこまでも続く広大な太平洋の眺めが広がります。

そのため、ほとんどの場所から全方向に広がる山々や険しい海岸線、サンゴ礁の景色が一望でき、大自然の様子を直接肌で感じることが出来ます。

運が良ければ、カメやイルカなどの海洋生物を目にすることもあり、冬場には岬周辺の海でクジラが潮を噴く様子が見られることもありますよ。

双眼鏡を持参するのもおすすめです。

 遊歩道にハブはいる?

奄美大島全域ではハブに注意が必要ですが、遊歩道は整備されており、昼間であればハブに遭遇する可能性は低いです。

ただし、足元には十分注意し、スニーカーなどの歩きやすい靴を着用しましょう。


駐車場、トイレなどの設備はあるの?

 駐車場について

「宮古崎」には専用の駐車場があり、無料で利用できます。

収容台数は約15台ほど駐車できます。

 トイレについて

宮古崎展望台の横に、簡易バイオトイレが設置されています。

駐車場にはトイレがありません。

ウォーキングを始める前に行く場合、徒歩20分ほどの距離にある国直集落の駐車場横にあるトイレを使用できます。


『宮古崎』をウォーキングするときのポイント

 水分補給を忘れずに

ウォーキングの必須でもあります、水分補給は忘れずにしましょう。特に夏場は直射日光を受ける場所もあるため、熱中症対策も必要です。

また、駐車場には自動販売機はありません。

近くの国直集落駐車場に、自動販売機があります。

 動きやすい服装で

葉っぱで足を切ったり、春には皮膚を刺す虫が出るので、長袖長ズボンを着用することをお勧めします。

遊歩道は上り下りも多数あるため、スニーカーを着用しましょう。

特に夏場は、熱中症対策のため帽子も着用しましょう。

 遊歩道について

遊歩道のすぐ横は、崖になっており、特に柵などもありません。

崖のふちが葉っぱで覆われていることもあるので、崖からは距離を保って歩きましょう。

また、時折穴が開いている箇所もあるので、道が葉っぱで覆われている場合などは、注意して歩きましょう。

遊歩道は整備されていますが、注意する箇所もあるので、走らないように気を付けましょう。

 写真スポットを逃さない

宮古崎には、たくさんの写真スポットやインスタ映えの箇所が多くあります。

スマートフォンやカメラを準備して、絶景を収めましょう。


『宮古崎』で開催されているオススメイベント

毎年春には、「宮古崎つつじウォーク」が開催されています。

この宮古崎、50年前はたくさんのヤマツツジが咲き、「春になると大和浜から真っ赤に染まった宮古崎が見えた」と伝わるそうですが、その後、盗掘が相次いだそうです。

この「宮古崎つつじウォーク」では、そんな以前のような風景に戻そうと、参加者を募り、ウォーキングを兼ね、ツツジを植樹しようというイベントだそうです。


『宮古崎』へのアクセス方法

 公共交通機関を利用する場合

『宮古崎』へは、名瀬市街地からマイクロバスを利用し、約30分で最寄りのバス停「国直」に着きます。

「国直」バス停より、徒歩20分ほど歩くと、宮古崎遊歩道入口に到着します。

バスの便数は、1日に平日5便、土日祝は3便と少ないですので、事前に時刻表を確認することをお勧めします。

大和村直行バスは、大島タクシーのマイクロバスで「大和村直行バス」と記載されています。

 車やタクシーを利用する場合

名瀬市街地から「宮古崎」までは車で約20分です。

2022年3月末に、宮古崎トンネルが開通したことで、アクセスも良く、少し時間も短縮されました。

タクシーを利用する場合も同様の所要時間です。

駐車場が整備されているため、レンタカーを利用した観光もおすすめです。


まとめ

奄美大島西岸に位置する『宮古崎』は、奄美の豊かな雄大な自然と「西郷どん」のロケ地としての魅力を兼ね備えた人気観光スポットです。

遊歩道をウォーキングしながら岬の先端で絶景を楽しむひとときは、きっとあなたの心に残る思い出になるでしょう。

遊歩道も歩きやすく整備されており、駐車場やトイレなどの設備も整っています。

また、名瀬市街地からのアクセスも便利なので、奄美観光の際にはぜひ訪れ、『宮古崎』の絶景をご覧ください。

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